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京都・炭山にある木工&陶芸の工房日記と放浪旅日記です。
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ぽかぽか陽気で、半袖でも汗をかくくらいだった晴天から一転、プロジェクトの後半には大雨の日が続きました。
そのうえ、最高気温が3~4℃。 少し北のほうでは雪が20センチくらい積もったそうです。
さすが北欧。
そんなわけで、野外班は大変なことになりました。


17.3.jpg





























オーストラリアから参戦のデイビットさん。
家具畑の方で、私たちと同じく初の野外戦。 雨の中バーナーで木をあぶってます。


m-25.jpg





















晴れ間を見つけて作業を続け、何とか形が見えてきました。
それにしても、もともとノミを打つと水が染み出してくるような状態だった材木が、雨で湿気を吸って大変な状態でした。 
家具というと、本来は何年もかけて乾燥させた材を使うのですが・・・。


m-22.jpg





















ジョイントになる部分に色をつけています。
バーナーであぶって表面を焦がしたあと、亜麻仁油を刷り込んで磨きます。
こうすることで、木の耐久性も上がるとか。
これは主催者のペールさんが、彼の作品によく使っていらっしゃる方法なのですが、彼へのオマージュの意味もあってか何人もが自分達の作品の中に取り入れてました。


m-04.jpg





















こちらは雨で完全に作業が止まってしまったピーターさんの大作。
曲線を描きながら、さらに先に行くにつれ傾斜がきつくなって行きます。
計算機を片手に図面とにらめっこしているピーターさんをしょっちゅう見かけました。
みんなの口に出せない疑問はただ一つ

(これ、間に合うのか???)

結局プロジェクト終了までには終わらなかったんですが、今どうなっているのか気になります。


m-08.jpg





















そのピーターさんのお守り猫。
これが上の作品のどこかに収まる予定!!


P1000724.jpg





















そろそろ期限も近づいてきて、みんな必死。
雨が降ってくると、工房の中が人でいっぱいになります。

これはよいこの皆さんがまねしてはいけない工房の使い方。
大学でこんなこと見つかったら、機械室使用禁止間違いなしです・・・・



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