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京都・炭山にある木工&陶芸の工房日記と放浪旅日記です。
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某有名旅行ガイドの表紙絵を見たときから、ずっと行ってみたかったプレーケストーレン(Pleikestolen)。  これを見るために、ノルウェーのスケージュールを組んだといっても過言ではないです。 


05-29c.jpg

















前日、ベルゲンからの長距離バスでスタヴァンゲルへ。 スタヴァンゲルからはフェリーで対岸のタウまでわたり、そこからバスで1時間ほどかけて登山口前に在るユースホステルまでやってきて、ここで一泊しました。 湖のほとりにある、周りに何にもないきもちのいい所でした。



05-30.jpg




















目指すプレーケストーレンまでは、片道2時間の山歩き。 途中の湿原には綿毛をいっぱいにつけた草が一面にはえていました。 でも、道が平らだったのはほとんどここだけ。 後は見上げるような岩場や、急斜面続きの本格的な山道でした。


05-30b.jpg






























やっとプレーケストーレン(教会の説教壇という意味)に着きました。 フィヨルドから垂直に切り立った高さ600メートルの岩壁です。 すごい。


05-30c.jpg




















岩の上はちょっとした児童公園ほどの広さ。  日本と違って、手すりも柵も一切ありません。 みんな腹ばいになってこわごわ下を見下ろしていました。


05-30d.jpg




















見下ろすとこんな感じ。 岩が90度よりも傾いているので本当に真下にフィヨルドが見えます。 大きなフェリーが豆粒のよう。 高所恐怖症というより、「なんとかと煙は」で高い所が大好きな私ですが、さすがにカメラを持つ手が震えました。

達成感もあってか、岩の上ではみんな友達のようにおしゃべりをして、写真を撮ってもらったり、お菓子を分けてくれたり楽しい時間を過ごしました。 
気をつけてはいたんですが、レンズカバーが落ちてころころっと崖のほうに転がっていってしまいました。 人間ってこういうときとっさに動けないものなんですね。 固まっていたら、先にいたお兄さんが笑いながら拾ってくれました。 どうしてだか、ほかにも物を落とす人が続出してました;;;


05-30e.jpg




















交通の便はよくないし、山道もきつかったけど行くことができてよかったです。 ノルウェーへ行かれる方、時間に余裕があればぜひお勧めです。
ユースホステルのHPは↓から。 詳しいプレーケストーレンの情報。 スタヴァンゲルからの時刻表などもあります。
http://www.preikestolhytta.no/

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