京都・炭山にある木工&陶芸の工房日記と放浪旅日記です。
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この日はフロムを出てフェリーでノルウェー第2の都市ベルゲンまで向かいます。
フェリーの出航時間まで、昨日とは反対側の谷にそって散策しました。
まずはユースホステルのおじさんお勧めの、近くにある滝へ。 小さな草花や白樺の木が群生する気持ちのいい山道を30分ほど登っていきます。 滝も大きくて見ごたえがあったのですが、何よりすばらしかったのがそこからの眺め! フロムの丘、昨日行ったOtterenesの村から遠くのAurlandの町までが一望できました。
赤い屋根、黒い壁に白い窓枠。 黄色い壁に水色のドア。 そんなおもちゃみたいにカラフルでかわいらしい家の間を、濃緑のフロム鉄道がミュダールに向かって登っていきます。
山道を降りて、隣の集落までぶらぶら。 お天気はいいし、りんごの木やライラックが花盛り。 小さい頃に読んであこがれた「赤毛のアン」を思い出しました。
列車から見えて気になっていた村の教会へ。 普通の家のようなかわいい木造の教会で、周りにある墓地がすごく素敵でした。 頼んで中に入らせてもらったのですが、一つ一つのお墓の前に花や木が植えてあったり、石碑に詩が刻んであって、墓地なのにとても明るく心和む場所でした。 お化けじゃなく妖精が出てきそう。
中でも一番素敵だったのが、船乗りさんのお墓なんでしょうか、石碑には船と灯台のレリーフ。そしてその前に白い水仙がだけが一面に植えてありました。
昼過ぎの船でベルゲンに向かいます。
さすが高速艇。 断崖絶壁が続く迷路のような狭いフィヨルドはあっという間に過ぎて、湖のような風景に変わりました。 なだらかな丘とブドウ畑、小さな村が岸辺に続きます。
ベルゲンに近づくと、巨大な石油コンビナートがいくつもありました。 ん~、フロムとはあまりにも違う光景。 ノルウェーは北海油田の利益で、長年あった借金を全部返済してしまったそうです。
午後9時前、有名なブリッゲンの建物の前を通ってようやくベルゲンに到着。
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